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プロ野球チアオーディションの内容や対策は?審査基準、合格者の特徴などを元プロ野球チアリーダーが教えます!

プロ野球チームのチアオーディションシーズンですね!オーディション内容や質問、求められる能力・特技、どこを見られているのかなど合格を目指す皆さんには対策方法が大いに気になりますよね!

そこで今日は日本ハムファイターズのチアリーダー「ファイターズガール」を史上最長となる6期務めた渡邊姫琳(わたなべきりん)さんにプロ野球チアのオーディションや活動のリアルについて教えてもらいます!

渡邊姫琳(わたなべきりん)プロフィール

北海道出身。日本ハムファイターズ「ファイターズガール」に最年少となる若干16歳にて合格。6シーズン連続でファイターズガールを務め、その後はタレント活動やダンスインストラクターなど幅広い分野で活躍中。

オーディション応募の経緯や合格後の流れ

高校1年生の冬、16歳のときに応募しました。当時は今と少し異なり、学生もOKになっていて学業優先でがんばりましょうというルールになっていました。高校生特有の決まり事としてデーゲームだけ出演などの規則もあり、学生との両立が可能になっていました。

合格後は高校生を続けながら高校2年生の春から公式戦にパフォーマンス参加しました。その後、6年間続けることになりましたが最初の合格時以外にも毎回オーディションを受ける必要がありました。同期でも落とされてしまう子達もいる緊張感の中で結果的に6回とも合格しファイターズガールを務めさせていただきました。

オーディション前のオーディション対策など

当時は正直に言ってしまうと対策として特別な何かということはしていませんでした!笑

ただ、計6回もオーディションを受けることになり、合格者・不合格者とも沢山お会いすることになったので、ダンス技術以外にも表情や動き、ふるまいなどこういう事前対策をしてくれば良い結果につながるんだな、と学んだことは沢山ありましたね。

また、対策ではないのですが当時の武器としてはダンスをもっていたのでそれを活用しようと思っていました。3歳~JAZZメインでHIPHOPもやってきていて、JAZZではコンテスト出演経験もあったのでそこで勝負できるかなと思っていました。

あと、未就学児クラスというのが身近になく、未就学児の頃から小中学生と一緒にレッスンを受けていました。そのため周りのレベルが高い状態から始めたのも大きかったかもしれません。一応、短期ですがファイターズアカデミーにも半年ぐらいレッスン生として所属していました。

どこを見られているのか・どんな子が受かりやすいのか

プロ野球のチアガールになるには何が必要か?ひとことでいえば「個性」かもしれません。

個性といってもわかりにくいかもですが、最低限ダンスは必要なのですがダンスができればいいというわけではないのがプロ野球チアの選考だと感じています。

具体的には

  • 関東のチームだとアクロバットができる子の優遇があったり
  • ダンス以外にもなにか歌やMCなど一芸がある子は注目されやすい
  • お笑い芸人の真似をする人も結構いる
  • 場を和ませる、基本は笑わない審査員を笑わせる、とかは評価が高い
  • テンプレ通り、台本通りじゃない自分なりの言葉や表現ができる

という感じで、チームにあわせて個性を出したり、逆に自分の強みを考えて他の受検者とかぶらない強みや審査員の目にとまるような強みをしっかり考えていくというのが受かる秘訣だと思います。

特にダンス審査ではただダンスが踊れるかだけではなく

  • イントロなど振り付けが指定されていない部分でも自分なりに周りを引き付ける表情や動きができるか
  • その表情や動きが「プロチアっぽさ」を感じさせるものなら尚良い

というように審査の時点から「プロチアらしさ」「自分らしさ」「アドリブ力」が求められています

自分のどんな部分を強みとして発揮すれば良いのかは個別にZoomで相談も受けているのでよかったらお待ちしてます!

オーディションの日は・・・

私がそうだったのですが、契約が1年更新なので既にポスターなどに載っている現役メンバーも毎年オーディションを受けます。

なのでチームによってはオーディションで新規に受ける皆さんの隣が既にメディアに出ている現役のプロチアリーダーだったりすることもあって緊張したり、既に合格者が決まっていて新規の枠は無いのかな、と不安になってしまうこともあるかと思います。

でも、現役メンバーも全然落ちることもあるし、逆にいえば新規の人にとっても公平に見てもらえる大きなチャンスのある場です!

がんばってオーディションを通過して、夢を叶えてください!!

プロ野球チアとしての活動で大変なこと

合格後の話にはなりますが、プロ野球チアリーダーとして活動して大変だったこととしては

  • 球団の看板となるので試合以外のイベントや仕事が意外とかなり多い
  • ホーム球場以外にも地方で開催するイベントなどは想定外に遠方だったりもする
  • メディア出演が意外と多くてローカル番組で毎週出たりなどもある
  • 球場の振り付けとステージの振り付けが違うので覚える量がものすごい
  • ラッキーセブンの振り付けが毎年変わる球団は同じ曲で別の振り付けになるので混乱しがち

などがありました!

年代やチームによっても違いますが思っていたより活動が多い、というのは心しておいたほうがいいかもしれません。

合格後も心得ておいたほうがいいこと

普通の人生では経験しないこと

合格して活動していくと球場の近く、付近のエリアでは有名人となります。それとともに

  • カメラを向けられる
  • すれ違ったら遠くから手を振られる
  • 熱烈なファンの方々に追いかけられる
  • コンビニなど私生活の場面でも声をかけられる

など普通の人生では経験しないこと(最初はちょっと怖かったり)も沢山経験していくことになります!

全員が毎回出れるわけではない

合格してプロ野球チームの公式パフォーマーになったからといって、全員が出れるわけではないチームもあります。

シフト制のようになっているチームもあります。

また、毎年ダンス・MC・体型などのカテゴリごとに各カテゴリーについて個人ごとに順位をつけられるチームもあります。その場合は上から何位までがパフォーマンスにフルで出られるなど差がついたりもします。

合格後も大変なことは多いかもしれませんが、皆さんの活躍を楽しみにしています!

個別に指導・アドバイスをもらいたい方は

さらに自分らしいアピール方法や表情の作り方など、個別に自分に合った指導やアドバイスをほしい方むけにオーディション対策レッスンが可能です。

詳細は以下のSNS・メールアドレスから問い合わせをお待ちしています。

SNS(チアホリックInstagram):@cheer_holic_official

メールアドレス:cheerholicjapan@gmail.com

追記(2024年10月)

新しくプロチア経験者の方への取材記事を追加しました!

⇒ プロ野球のチアガールになるには?野球チアの舞台に立つには色々な方法があった!

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